・Deltaの直行便で、定刻1.5 Hr遅れてのシアトル到着から早一日たち、今日日曜日は時差ボケ調整日。昨日は小雨、今日は曇天に寒風というように、この季節、気候はよくないです (だからSC11のような大イベントができるということらしい)。楓とおぼしき樹木があちこちで紅葉していますが、色は黄色と赤のニ色のみ。日本の複雑な紅葉とはだいぶおもむきが異なります(写真: タコマ空港からの車窓)。
・タコマ空港からの交通便はよく、空港始発ウェストレーク終点の4両連結電車に乗って終点で降りるとホテルの間近です。料金2.75$と格安でした。日本からの出展者のみなさんも大勢乗車。
・日曜朝は通りを隔てたシアトルコンベンションセンターのSC11のレジストレーションに参加バッジを取りに行きがてら、展示会場 (4Fと6Fに分割されている)をちょっと見ましたが、富士通のようにおおきな展示をするところはまだ設営中だったりと、きょういっぱいは忙しそうです。明日月曜夜に展示会場がオープンします。京のある理研計算科学研究機構も今年は独自ブースを構え、グランドチャレンジと戦略分野のプロジェクトのパネルや京のラックなどを置いていました。
・午後は時差調整かねて、地元シアトルシンフォニーの演奏会へ。パイプオルガンのある立派な会場です。開演前の待ち時間にロビーで飲んだなみなみと注がれたワインが効いて思わず眠りそうになりましたが、演奏は普通といったところか。客席はかなりのシニア層が80%以上を占め、ホールの座席には白いマッシュルームがいっぱい生えているかのようです。日本のように白髪を染める習慣はないのだと、へんなところで感心してしまいました。(写真: 開演直前の音合わせ)
・その後波止場にあるCrab Potという蟹レストランによってきました。その帰り道、これからどこかが主催のパーティに向かう顔見知りの方とちらほらすれ違うなど、ここシアトルのダウンタウンは少しずつSC11の雰囲気になってきています。
(明日に続く)