こちらは、IBMのブースに展示のBLUE WATERSに使用されるPOWER7搭載サーバー。
水冷で、ぎっちりつまっていてかなり大きい。現行p575とは違うくらい改良が見られる。
ブロセッサーあたり8コア持ち、これがモジュールに4個(1TFLOPSモジュール)、このサーバー全体で256コアとなる。
写真に仕様が貼られてあるので興味のあるかたは、どうぞ。
(追加: 水曜のBlue Waters のBOFミーティングでは、ユーザー選抜は50k-200kコアを使って成果が出せるケースを優先すると言っていた。これからBlue Watersは200kコアの可能性が高い。そうするとピーク性能は、6.25PetaFLOPSになる勘定。2010末にシステムの主要部分が搬入され、本格的にユーザーが使えるのが、2011年後半とのこと。ソフトウェア開発についても後しばらく時間がかることが察しられるBOFでした。)
こちらはインターコネクト。ひかりを使う(1024コアでスーパーノードを構成し、スーパーノード同士を光接続、スーパーノード内は銅線接続)。富士通は、低電力可能な銅線。
スーパーコンピュータのトップレベルでは、こんな激しい技術競争をしているわけですから、これがわかっていれば、2位でもいいなどという甘い発想はとても出てきません。